「もう暑すぎる…!切っちゃおう、髪!」
——そう思ったあなた、ちょっと待った。
結論から言うと、【夏の涼しい髪型=ショート】ではありません。
というのも、汗のかき方、ライフスタイル、スタイリングの手間のかけ方や人によって“涼しさの感じ方”も全然違うから。
中には、「朝は髪より睡眠!」なズボラ派さんだっているし(笑)、「湿気で崩れるのは絶対イヤ!」なスタイル重視派さんも。
だからこそ、“あなたにとっての快適”が選べるように、今回はいろんな角度から「夏の涼しい髪型」をまるっと比較&解説!
▼この記事でわかること
・ショート、ボブ、ロング…髪型別・涼しさのリアルなところ
・実は落とし穴も?「それ、余計に暑くない?」な例
・切らずに涼しくなる!アレンジ&小道具のアイディア集
【髪型別】夏の涼しい髪型選手権!
この夏を乗り切るための【涼しい髪型】たちが、エントリー!
ロング?ボブ?ショート?アップスタイル?

見た目は涼しげでも、実は意外な弱点がるコトも。
ここでは「涼しさ」「汗対策」「快適さ」「アレンジ力」などを基準に、さまざまな髪型の“夏との相性”を徹底チェック!
美容師目線のリアルな視点も交えつつ、髪型別にジャッジしていきます!
エントリーNo.1|王道の「ひとつ結び」ポニーテール
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首の汗をサッとふけるのが便利なのよね
エントリーNo.2|切って勝負!「ボブ」


見た目の涼しさとは違うのね。

もしかしたら、一番熱い髪型かもしれません・・・。
エントリーNo.3|ナチュラル派の快勝「ショート」


顔周りがスッキリしてるから、汗をかいても一気にリカバリーできそう!
エントリーNo.4|意外とナチュラル「カリアゲショート」


サイドをツーブロックにすると夏の涼しさ最強の髪型!
エントリーNo.5|風、通りまくり!「ベリーショート」


1か月に1度はカットが必要なので、めんどくさいと言えばめんどくさい💦
エントリーNo.6|汗で濡れるなら濡らしてしまえ「濡れ髪ショート」


顔周りの毛を数本垂らすことで、男っぽくなりにくい!
総括:夏の涼しい髪型って、結局なにが正解?
髪型 | 涼しさポイント | 涼しさレベル | 注意点 |
---|---|---|---|
ロング・ミディアム | まとめ髪で首元を出せば快適 | ドライヤー時間が長く汗をかきやすい | |
ボブ | ロングやミディアムよりも風が通りやすい | ★★★☆☆ | 首に触れる毛が蒸れやすい |
ショート | 首・耳が出て風通し抜群/ドライヤー時間の短縮 | 日焼け・クセ毛の膨らみ対策が必要 | |
カリアゲショート | 髪が汗で貼りつくストレスから解放 | 勇気と日焼け対策が必要 | |
ベリーショート | 説明不要!ドライヤー不要! | 勇気と覚悟が必要 | |
濡れ髪ショート | ドライヤーで完全に乾かす必要ナシ | オイルを使いすぎると“重くベタついて見える” | |
ポニーテール | 肌に髪が触れず、清潔感も高い | なれないと長時間結ぶと頭がしんどい場合も |
ここまで、ロング・ボブ・ショート・アップスタイルなど、さまざまな髪型の“涼しさ”を比べてきましたが…
ひとつ、はっきり言えるのは——「正解はひとつじゃない」ということ。
たとえば、
つまり、「夏に向いてる髪型=見た目が涼しい」ではなく、「自分の体質や生活スタイルにフィットしてるか」が最重要ポイントなんです。

私、おでこに滝汗かくのよね・・・。
このあと紹介するのは、「見た目が涼しくても、実は落とし穴があった…」という“あるある暑苦しさ”に陥りがちな髪型たち。
続きを読むと、あなたの今の髪型が“隠れホットスタイル”かどうか、わかるかもしれません
夏の涼しい髪型の決め手は「肌の出し方に秘密が!?」

夏の涼しい髪型の決め手は顔周りの肌をどれだけ出すか。

肌が出ている部分が多いほど体感温度がガラッと下がります。
首・耳・おでこ——この3点は、いわば夏の“冷却ゾーン”。
ここをふさがず、うまく風通しを確保できるかどうかが、“夏ヘア快適度”の分かれ道。

肌を出すと涼しく感じやすいポイントを紹介します!
首元を解放せよ!ポニテ・お団子・刈り上げのススメ
首にビタっと髪がまとわりつく夏、地味にストレス。
そんなときの救世主が、
えっ、刈り上げ!?って思った方。
最近は襟足だけ少し短くする“ハンサムショート”や襟足がない“ネープレスボブ”も人気で、首のラインがスッと出て驚くほど涼しい+シャレ感ありの涼しい髪型。

つまり、“うなじ(襟足)開放”は夏の正義ってことね。

髪の毛で首に「マフラー」してたら、涼しさを自らブロックしてます。
前髪や顔周りの毛の貼りつきから脱出する方法
どれだけオシャレしても、前髪がベタッと貼り付いた瞬間、全てが台無し——。

夏の前髪問題、これはもう“呪い”ね。
おでこは汗腺の巣。そこに前髪がかかっていると…
そこでおすすめな前髪の貼りつき解決方法が
「おでこを出すのはちょっと…」な人も、“ふわっと浮かせる”だけで汗感ゼロになります。
呪いを解くカギは、ちょっとの工夫。

前髪って、見た目以上に気温操作してるのね。
耳を覆うか覆わないかで体感温度が変わる!?
耳に髪がかかってると、
…と、いいことなし。
でも逆に、耳をスッキリ出すと【風が抜ける】【汗がふける】【顔が明るく見える】

まさに“いいことづくしの三段活用”。
耳を出すまで切らなくても、髪を耳にかけるだけ。それも一つの“涼感テク”。
おまけ:巻き髪・くせ毛は通気性がいい?
「暑いから、髪を巻くのはやめとこう」って、思っていませんか?

実は、巻いたほうが涼しかったりします。
ストレートの髪は、毛と毛の間に空気が通りにくく、ベタッとくっついて蒸れやすい。
でも、パーマやクセ毛は、立体感があるぶん“髪の中に隙間”があり、空気が流れて蒸れにくい!

パーマをあてたほうが、髪の中に暑い空気がこもって“羽毛布団状態”になると思ってたわ。
海外の研究でも、「縮れ毛(カーリーヘア)のほうが太陽熱をカットしやすい」という研究データがあります。
頭頂部にカールや巻きがある髪型をロングの方がするのは難しいのですが、サイドを巻き髪にすると顔周りは涼しい髪型になります。
知らずに“暑盛りヘア”してない?夏の髪型、見直しどきかも

「暑いから髪を切ろうかな」と思った瞬間、すでに暑さに負けてるかも?

“短い=涼しい”とは限らないのが夏ヘアの落とし穴。
じわ〜っと熱がこもるのは、髪の“長さ”よりも“位置”や“密着度”が原因かも。
首・おでこ・耳。——この「顔汗の三大ホットゾーン」に髪がかかっていませんか?
今回は、“知らず知らずの暑苦しさ”を呼んでしまう髪のクセやスタイルを、美容師目線でクールに点検&見直ししていきます
「髪の毛が暑い」って、どういうこと?
髪は意外と働き者で、黒髪は日光の吸収率が高く、毛量が多い人は天然の保温キャップ状態に。
しかも汗をかくと、その湿気が髪の間にこもってムレムレ&ベタベタ地獄へ…。

つまり、髪の毛は“断熱材”にも“サウナスーツ”にもなります。
とはいえ、坊主頭は坊主頭で、直射日光がダイレクトに頭に当たるので、頭皮がヒリヒリするんですよね(笑)
実は“長さ”より“密着感”が敵だった
「ショートにしたのに、なんか暑い」
「ボブにしたら、むしろ顔に張り付いてツラい」

それ、“長さ選び”じゃなく“密着ポイント”のミスかもしれません。
汗ばんだ肌に髪が貼り付くと、風は通らないし、ベタつき倍増。
実は“暑さの原因”って、髪型そのものより「肌と髪の距離感」にあります。
ロングでもまとめて首を出せば風は通るし、ショートでも後れ毛が首や耳にまとわりつけば不快感MAX。

これからは“風が通る隙間”をどう作るか、が勝負です!
汗をかく場所に【髪が付かない】が正解!
とくに夏は、顔・首・頭まわりの発汗量がすごい。
ましてやそこに髪がベッタリ密着してたら、そりゃ暑いし不快。
たとえば…

これ、全部「不快指数の原因」なんです。
髪を汗から遠ざけると、それだけで暑苦しさと不快感が消える。
しかも、“涼しげ感”までついてくるからおトクです◎
夏に涼しい髪型の落とし穴

「切ったのに…なんか暑い。」
「結んでるのに…なんで汗だく?」

そんな、“涼しげヘア”に潜む落とし穴、あります。
髪型を変えれば暑さから解放されると思っていたのに、実際には「別のストレス」が発生しているケース、実は多いんです。
ここでは、よくある“夏髪型の思い違い”と、そのリカバリー策をご紹介します。
ロングあるある「汗だくドライヤー」問題
ポニーテールなどにくくると涼しいロングですが、夜のドライヤーで汗だくになってませんか?

コレはどうすることもできません。
そんなときは、
など、“乾きやすい工夫”が効果的。

何よりも大風量のドライヤーを使うことが手っ取り早い!

ベリーショートで「首の日焼け」問題
「もう暑いからバッサリいっちゃった!」という潔いベリーショートの涼しさはピカイチ。
風も通るし、汗もすぐ拭ける。
——でも、意外と多いのがコレ。
「首、焼けました…(泣)」問題。顔もいつもより焼けてる気がする・・・。
髪が短いぶん、首まわりや顔にかかる毛がなく完全に無防備。
対策はわかりますよね。【日焼け止め】を忘れずに塗って【日傘】をキチンをさしてください!
ボブにバッサリ切ったけど余計に暑い問題
意を決してバッサリ切ったのに、なんか涼しくない。
実はそれ、“ボブあるある”だったりします。
- 首に触れる毛が多く
- 結べない長さで
- 汗ばんだ肌に髪が張り付きやすい
という「暑さの三重苦」を背負うスタイルです。
特に首〜あごラインのワンレンボブは、風が通りにくく、「首に熱がこもる」「汗が乾かない」状態に。
もし“ボブの暑さ”に悩んでいるなら、さらに切り込んでショートボブにするしかなさそうです。
アイディアで夏の涼しい髪型を手に入れる

「結局ショートにしないと涼しくならないの?」
そんなふうに諦めるのは、ちょっと早いかもしれません。
実は、ちょっとした“アイディアの足し算”で、ロングもボブも涼しい髪形に変えられるんです。
切らなくても、暑さは避けられる。
この夏は、「賢く涼しい」を目指しましょう!
「結ぶ高さ」で快適さが変わるって知ってた?
ポニーテールの「結ぶ位置」が、体感温度に影響大なんです。

くくったときに毛先が首に付かなかったらいいのね。
おすすめは、耳よりちょっと上の“元気ポニー”。
その日の気温や行動に合わせて、「高さを変えるのも夏の快適テク」です(笑)
ボブでもカチューシャで顔&耳周りスッキリ
「ボブだから結べなくて…」とあきらめる前に、カチューシャ、使ってみませんか?
実はこのアイテム、夏にめちゃくちゃ優秀。

三拍子そろった“意外とつかえる冷却ギア”です。

メイクするとき以外にも使えそうね
髪が結べなくても、浮かせる・避ける・寄せる。
この3ステップで、ボブだって“涼やか顔”に変えられます。

前髪パウダーでくっつき防止!おでこ汗の救世主
「前髪…貼りついてるよ?」その一言で、心が折れそうになる夏。
そんな“前髪クラッシュ”を防ぐのが、前髪パウダー。
そう、いまや前髪にも“お化粧直し”があるんです。
「出かける前に前髪にポン、で一日中サラふわ」
今やこれ、夏の“涼感仕込み”の新常識です。
しかもパウダーならテカリも抑えられるから、おでこがサラッと見える=清潔感もUP。
“涼しげな印象”は、毛先じゃなく前髪の内側から作れるのです。
結局、何が正解?—夏の涼しい髪型は“快適×自分らしさ”で選ぼう
「ポニテがいい?それともショート?」
「切った方がいい?まとめた方がいい?」

答えはひとつじゃありません。
人それぞれ、髪質もライフスタイルも違うからこそ、夏の涼しい髪形は“自分にとっての快適”が正解。
この夏、誰かの真似じゃなく、“自分の涼しさ”を見つけてみませんか?
美容師と一緒に“気持ちいいヘア”を作る夏にしよう
「暑いからボブにバッサリ切りたいんです」
美容室でオーダーをするとき、“その髪型を選んだ理由”をふつうは伝えてないですよね。
もちろん、「失恋したから」とか「なんかもうヤケクソで…」なんていう話まで打ち明ける必要はありません(笑)。
でも、“涼しくなりたい”とか“朝のセットが面倒”とか”更年期で年中熱い”など、ライフスタイルに関わることは、実は美容師にとってとても大事なヒントになります。
たとえば、「夏に涼しく過ごせる髪にしたくてボブにしたい」と伝えてもらえたら、首が出るようにカットラインを調整したり、
汗が気になる人にはくくれる長さを少しだけ残しておく提案もできたりします。

髪型って、見た目だけじゃなく“暮らしに寄り添う設計”もできます。
だからこそ、遠慮しないで“どうなりたいか”を伝えることが、あなたらしい“気持ちいい夏ヘア”の第一歩になるのかもしれません。
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兵庫県伊丹市御願塚4丁目10-7ハイム御願塚101[地図]
阪急稲野駅 徒歩3~4分
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明日以降の予約はその日が来るまでできないってことね!
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