ドラッグストアでなんとなく選んだお風呂上りに付ける洗い流さないトリートメント。
そんな、さまよえる洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)ジプシーのあなたにヘアミルクとヘアオイルの違いを徹底解説。
なーんにもわからないから嬉しいわ。
わかりやすく解説していきます!
せっかくひと手間かけているのだから、ムダなくコスパ良く若見えできた方がうれしいですよね!?
ヘアミルクとヘアオイルの違い
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)は、どちらも髪をキレイに見せるためのトリートメントです。
でも、役割がまったく違うんです!
ヘアミルクとヘアオイルの違いを解説していきますね。
髪への効果が違う
ヘアミルクの効果
ヘアミルクは ダメージや加齢で乾燥した髪の内側を保湿し、パサつきやゴワつきを抑えます。
ヘアミルクはスキンケアでいうと化粧水になります。
髪の保湿はヘアミルクってことね
ヘアオイルの効果
ヘアオイルは髪の表面をコーティングし、ダメージから保護します。
ヘアオイルはスキンケアでいうと乳液やファンデーション。
コーティングをして潤いを髪内部に閉じ込める乳液のような役割や、髪表面をオイルでコーティングすることで粗を隠すファンデーション的な役割もあります。
見た目が良くなるのね
また、乾かす前に付けることができるオイルは、ドライヤー前にオイルつけることによって必要以上の髪の乾燥を守る役割があります。
仕上りの【質感】が違う
ヘアミルクの質感
ヘアミルクはさらっとベタつかない軽い質感に仕上がります。
ヘアオイルの質感
ヘアオイルはしっとりまとまる仕上がりになります。
最近ではヘアミルクやヘアオイルのバリエーションが増え、共に軽い仕上がりからまとまる(重い)仕上がりまで種類が豊富です。
仕上がりの【見た目】が違う
ヘアミルクの見た目(仕上がり)
ヘアミルクはツヤを与える効果は控えめですが、潤った印象を与えパサつきは感じさせない。
ヘアオイルの見た目(仕上がり)
ヘアオイルはツヤを与え、髪を輝かせます。
ツヤ感は断然オイルの方が一枚上手
主原料(ベース)が違う
ヘアミルクの主原料
ヘアミルクは水分や保湿成分を主原料(ベース)としており、髪内部に浸透して潤いを与えます。
ヘアオイルの主原料
ヘアオイルは植物性オイルや鉱物性オイルを主原料(ベース)としており、髪の表面をコーティングして保護します。
ヘアミルク?ヘアオイル?私の髪にはどっちが良いの?
ヘアミルクとヘアオイルは、それぞれ異なる効果を持っているため、自分の髪質や目的にあわせて選ぶと失敗しません。
髪質別おすすめ
ヘアミルクがおすすめな髪質
ダメージで乾燥した髪や、加齢で水分バランスが変化した髪に、ヘアミルクはうるおいを補填してくれます。
冬の乾燥にも良さそうね。
また、ヘアオイルをつけると【ベタッ】と重くなったり【ペタンコ】になるという方にも、軽い仕上がりが特徴なヘアミルクがおすすめです。
ヘアオイルがおすすめな髪質
キューティクルが傷んでバサバサに見える髪を、ヘアオイルがコーティングしてツヤを出しキレイに見せてくれます。
また、クセ毛などでまとまりの悪い髪にも、重みのあるオイルの方が髪の広がりを抑えてまとめてくれます。
オイルは髪がまとまるイメージがあるわ
目的に合わせて選ぶ
パッと見てわかるように一覧にしました!
ヘアミルクとヘアオイルの併用もあり
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)の最強の使い方が、ヘアミルクとヘアオイルの併用です。
保湿ケアをヘアミルクで行い、ツヤはヘアオイルで!
お肌と同じね
しかもヘアミルクの保湿をヘアオイルのコーティング効果で潤いを閉じ込め続けるコトができるので一日中潤いヘア!
つける順番はヘアミルクが先で、ヘアオイルが後。
ヘアオイルでコーティングされた髪には浸透しないですもんね。
ヘアミルクの使い方
1. 髪をタオルドライでしっかり水分を拭き取ります
髪がびしょびしょに濡れたままヘアミルクをつけると、薄まり効果が半減してしまうのでタオルでしっかりと水分を拭き取ってから乾かしましょう。
2. ヘアミルクを適量手に取ります
ショートヘアなら10円玉、ロングヘアなら500円玉大くらいが目安です。
3. 手のひらでよく伸ばしてから、髪全体に馴染ませます
毛先を中心に、髪全体にまんべんなく行き渡るようにしましょう。
ドライヤーで乾かす時になじむので、ある程度テキトーでもOK(笑)
4. ドライヤーで髪を乾かします
手ぐしを入れながら軽く整えるように乾かします。
髪が乾いたらもう一度軽めにヘアミルクをつけて整えましょう。
ヘアオイルの使い方
1. 髪を完全に乾かします
ヘアオイルは、髪表面に保護膜を作ってくれるので、髪が完全に乾いた状態で使うのがおすすめです。
アテンションプリーズ
乾かした後に付けるタイプのヘアオイルを乾かす前につけると、オイルが急激に酸化し臭い匂いやまとまりが悪くなるのでおすすめできません。
スタイリングオイルもそうよね
2. ヘアオイルを適量手に取ります
ショートヘアなら2~3滴、ロングヘアなら5~6滴くらいが目安です。
つけすぎると2〜3日髪を洗っていない人みたいになります・・・。
3. 手のひらでよく伸ばしてから、毛先を中心に髪全体に馴染ませます
根元につけてしまうと、髪が重く見えてしまうので注意しましょう。
おすすめのヘアミルク
オイルブームがやってくる前から存在する【ヘアミルク】
今では進化に進化を重ね、ただベタベタするだけでなく髪の乾燥を防ぎ水分を届けてくれるマストアイテム。
髪も肌も乾燥が大敵。
どちらも乾燥していると、老けて見られるわね。
N.(エヌドット): シアミルク
髪がまとまるタイプの洗い流さないトリートメントは重く仕上がるのが多い中、みずみずしいのに軽くサラッと仕上がるのがN.(エヌドット)の シアミルクの使いやすいポイント!
私みたいな巻き髪にも使いやすそうね。
コテ巻きの方ももちろん、細毛やぺちゃんこ髪の方にも使いやすい。
トリキュア:リペアエマルジョン(サロン専売品)
乾燥気味の髪や、カラーダメージを受けた髪に、水分補給とキューティクル補正が同時にできるからアラフォー世代にピッタリな洗い流さないトリートメント。
定期的に染める私にピッタリね。
PLUSで一番売れてる洗い流さないトリートメントです!
一番の問題はサロンに足を運ばないと購入できないこと。
もちろんPLUS稲野店で取り扱っていますが、公式サイトに載ってない・・・。なぜ??
ミルボン:エルジューダ エマルジョン+
くせ毛さんや髪が太い方におすすめ、うるおってまとまるエルジューダ エマルジョン+(プラス)です。
+(プラス)ありとナシがあるので注意!
ミルボンの凄いところはピンポイントに効くのに万人ウケするところ。
1本あれば家族でもシェア可能。
娘にはナイショにしたいけどね・・・。
男性でも女性でも子供でも大人でも使いやすいアウトバストリートメントですが、香りがチョット残るので好みが分かれるかも・・・
※PLUS稲野店では取り寄せになります。
おすすめのヘアオイル
第1次~第3次オイルブームを引き起こしたヘアオイルをご紹介します!
いまだにどれも売れ筋よね
第1次オイルブーム | まとまり系/重め | オレオリラックス/モロッカンオイル |
第2次オイルブーム | ツヤ系/軽め | N.ポリッシュオイル |
第3次オイルブーム | 濡れ髪系 | トラックオイル |
N.(エヌドット):ポリッシュオイル
第2次オイルブームを巻き起こしたN.(エヌドット)のポリッシュオイル。
第一次オイルブームはモロッカンオイルね。
重い系のオイルが多かった中、誰でも普段使いしやすいオイルがポリッシュオイル。
いやらしいツヤではなく、ナチュラルな艶。
髪が乾きにくく、塗りなおししなくていいのも使いやすいポイントです。
モロッカンオイル
第一次オイルブームを巻き起こし、10年たった今でも楽天ヘアオイルランキングで1位を獲得し続けているヘアオイルがモロッカンオイルです。
10年前は私も10歳若かったわ・・・。
まとまる系オイルの代表格としていまだにトップを爆走中。
エレガントな香りもストレートやロングの髪型に似合う。
かなりまとまるので、毛量が少ない方には向いてません。
トラックオイル No3
第3次オイルブームの火付け役がトラックオイルNo3です!
濡れ髪っぽくなるオイルですよね
髪の毛の質感(雰囲気)をオイルで濡れ髪っぽく調整できるというコトで大ブレイク!
毎日のスタイリングのバリエーションが広がりそうね♪
アレンジテクニックが無くても、トラックオイルを付けるだけで、いつもと違う雰囲気になるからうれしい。
もちろん、髪の潤いやボディーにも使える99.19%天然由来成分!
発売から容器形状が3回変わってますが、何とも言えない使い勝手は△💦
※PLUS稲野店では取り寄せになります。
まとめ:ヘアミルクとヘアオイルの違いはコレ
うるおいもツヤもたっぷり欲しい場合は両方!
組み合わせるのが楽しそうね。
『オイルが良いからオイルを選ぶ』という選び方でも楽しめますが、『濡れ髪にしたいからトラックオイル』というような感じでスタイリングでオイルと選ぶとより楽しめます。
スタイリングオイルっていうのもあるぐらい!
最終的に『どう見せたいか?』でオイルを選ぶと、失敗せずにあなたにピッタリなオイルと出会えるに違いありません!