40代になると髪がパサパサになり、まとまりにくくなったり、ツヤが無くなったりしますよね。
この記事では髪がパサパサになりやすい【原因】と【対策方法】をお伝えします。
自分でも髪のパサパサ対策できるの?
ハイ!自宅でのパサパサ対策も紹介します
美容室でトリートメントをしても、自宅で適当に髪を扱っていたら、トリートメント効果の持続が変わってきます。
風邪をひいて病院で注射を打ってもらっても、家で安静にしていないと風邪がなおらないように、美容室でトリートメントをした後は家でのケアも大切です。
パサパサ髪の【原因】と【対策】をチェックし自分でできるコトから始めて、髪から漂う若見えオーラを手に入れましょう!
40代の髪がパサパサになる7つの原因
髪がパサパサになって嫌になっちゃうの
何気なく扱っている髪が、パサパサの原因になっているカモしれません。
ここではパサパサ髪になる原因をひも解いていきましょう。
加齢による髪質の変化
髪質も年齢で変わるの?
年齢を重ねるとホルモンバランスの変化に伴い髪内部の構成が変わり、水分を蓄えるタンパク質が減ることで髪がパサパサになってきます。
水分が無くなればパサパサになるわね。
スキンケアでも年齢が変わるごとに使うアイテムを変えていくように、髪も年齢が変わるごとにエイジングケアできるヘアケアアイテムへも見直しが必要です。
毛穴の変化による髪の毛のねじれ
毛穴の形ってそんなに重要なの?
髪は”ところてん”のように毛穴から押し出されて形成され、毛穴の形がいびつ(丸じゃないと)だと、ねじれた髪が生えてきます。
ねじれた髪は乱反射することにより、まとまりが悪くパサパサな髪に見えます。
顔の毛穴は気にしてたけど、髪の毛穴までは気が回らなかったわ
原因は解明されていませんが、年齢を重ねるごとに皮膚が伸びるコトに伴って毛穴が変形するという説が有力です。
白髪染めでカラーの回数が増える
40代になると白髪を抜くだけでは追いつかないわ
今までは根元のプリンが多少気になっても放置していたけど、白髪が根元から生えてきたら放置するわけにはいきません。
いったん白髪が気になると、以前よりも定期的に染めたくなります。
カラーの頻度が多くなると、髪にもダメージが蓄積されパサパサ髪になりやすいので、白髪染めと同時に今まで以上の髪のケアも始める必要があります。
紫外線によるダメージ
肌が紫外線を浴びると日焼けするように、髪も日焼けします。
髪が日焼けするとどうなるの?
紫外線により髪内部を守るキューティクルが損傷することで、髪が乾燥しパサパサになったり、色が明るくなったりします。
髪も日焼け止めが必要なのね。
スプレータイプの日焼け止めを使えば、髪も頭皮も同時に紫外線ケアできるのでおススメです。
ドライヤーやコテの使い方を間違っている
ドライヤーの使い方が間違っている
ショートヘア間違えても問題はそこまではないのですが、ミディアムよりも長い髪は注意が必要です。
乾かすという行為は一緒じゃないの
髪の毛が長かったり、量が多かったりすると、髪の表面ばかり乾き内側がなかなか乾きません。
そのため、内側を乾かそうと必死にドライヤーをあてると、表面がオーバードライ(乾きすぎ)になり、髪がパサパサになります。
髪の外側(表面)をピンなどで止めて内側から乾かすか、美髪効果のあるドライヤーを使うことでオーバードライを回避しましょう。
コテやアイロンの使い方が間違っている
型が付きにくいからといって、長時間髪をプレスしていませんか?
しっかりとカールが付けたいから、ギュッとプレスしてるわよ。
プレスをし過ぎると髪がパサパサになってしまいます。
180度の場合は3秒以内が目安です。
しっかりと型を付けたい場合は、スライス(髪を取る量)を少なくし、スプレーで固めたほうがダメージが少なくパサパサ髪を回避できます。
シャンプーが合ってない
シャンプーはヨゴレを落とすものなので、極端な言い方をすると洗剤と同じです。
シャンプーを洗剤と例えるなんて極端ね
強い洗剤を使うと手がアレるように、髪や肌に合っていないシャンプーを使うと髪がパサパサになります。
なので、トリートメント選びよりもシャンプー選びの方が慎重にする方がよく、お金をかけたほうがよいアイテムと言えます。
アウトバストリートメントが合っていない
髪がパサパサだからといって、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を艶の出るオイルだけを使ってませんか?
ヘアオイルはツヤは出ますが、保湿はできません。
ツヤが出たら保湿も出来てるんじゃないの?
ヘアオイルはツヤ出し効果と髪内部の水分の蒸発を防ぐ効果があります。
ヘアオイルに水分を貯める効果はありません。
ヘアミルクで水分を貯め、蒸発をヘアオイルで防ぐというミルクとオイルの併用でパサパサ髪を乗り越えましょう。
【自宅でできる】髪のパサパサを改善する方法
自宅でできる髪のパサパサを改善する方法を8つピックアップしてみました。
全部する必要はありません。できるもの1つずつチャレンジしていきましょう!
私にもできそうなモノがあるわね
シャンプーとトリートメントを変える
『シャンプーとトリートメントまずどちらを買ったらいい?』と、お客様に質問されたら即答で『シャンプー』とお答えします。
たとえば、キツイ洗顔料で顔を洗うと顔がバッキバキになるように、シャンプーで髪が悪い状態にならないようにするコトがポイントです。
トリートメントはシリコンタップリ系で無い限りは、好みで選んで問題ありません。
トリートメントをして髪がパサパサにはならないわね。
ハリコシ系のトリートメントだとゴワついた手触りになるモノが多いので、ロングの方は使わないほうがベター。
洗い方を見直す
髪を長時間洗いすぎると、髪がパサパサになる場合があります。
なぜなら髪をシャンプーで洗う前のすすぎで80%程度のヨゴレは落ちているからです。
シャンプーっていらないぐらい?
頭皮のヨゴレとガンコな整髪料を落とすのがシャンプーの役割です。
なので、長時間シャンプーで頭を洗うと、髪や頭皮の必要な油分も洗い流してしまうので髪と頭皮のパサパサが加速。
シャンプーをキッチリと洗い流すコトに時間をかけるコトが正しい髪の洗い方です。
1週間に一度は集中ケアをする
毎日トリートメントをしてるけど?
いつもはリポビタンDを飲んで元気を出しているけれど、ココイチの時やよっぽど疲れた時にユンケルを飲む感じです。
大事な日の前にリッチなフェイスパックをする感じと同じね。
イナ子の例えの方がキレイ💦
ただ、毎日ご褒美の集中ケアをすると髪が硬くなったり、手触りが悪くなったりするので使用方法は使う前にチェックしてね。
髪を洗った後はすぐ乾かす
髪が濡れている状態は、髪表面のキューティクルが開いている状態です。
キューティクルが開いていると、髪同士のキューティクルがこすれ合い、ポロポロと剥がれていきます。
キューティクルが剥がれると、手触りが悪くなったり、髪がパサパサに乾燥しやすくなります。
キューティクルが開いてると髪の毛内部が丸裸の状態ね・・・。
髪の毛が濡れた後は、すぐにドライヤーで乾かしてキューティクルを閉じさせましょう。
美髪効果のあるドライヤーを使う
従来のドライヤーは美髪効果がなく乾かすだけ、さらにはオーバードライ(乾かしすぎ)て髪がパサパサになることも。
ドライヤーテクニックのない方は、美髪効果のあるドライヤーの使用をオススメします。
3万円前後の高級ドライヤーは、美肌効果も兼ね備えているものが多く、髪を乾かすと同時に美肌ケアや頭皮ケアもできます。
肌がカラカラに乾かないから不思議。
高級ドライヤーの特徴は髪がパサパサになるようなオーバードライになりにくく、肌も潤うのが特徴です。
だいたいどのメーカーも同じ感じね。
アウトバスをオイル系からミルク系に変える
オイルのアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は、髪のツヤを出し、髪の水分が蒸発しないようにコーティングするアイテムです。
ヘアオイルはスキンケアに例えると乳液的な感じ
なので、オイル系だとパサパサな髪に水分補給するコトはできません。
髪に水分をギュッと詰め込むにはミルク系のアウトバストリートメントを使う必要があります。
スキンケアと逆ね。
ドライヤーで乾かす前にミルク系で保湿をして、乾いた後の仕上げで保湿をキープするためにオイル系を併用するのもありです。
コテやアイロンにこだわる
普通のコテやヘアアイロンは使えば使うほど髪にダメージが蓄積され、パサパサ髪の原因に繋がります。
温度が高いと、熱したフライパンに髪を付けているのと同じです。
髪の毛はタンパク質でできています。例えるなら卵を想像してください。
一度目玉焼きになると、生たまごには戻りませんよね。
髪をいたわるアイロンとして、僕がオススメするのはヘアビューロン1択です。
お客様の髪がどんどん綺麗になっていくのを目の当たりにしました。
使えば使うほど差が出て来るので、騙されて使ってみてください。
セルフカラーをやめる
セルフカラーのカラー剤は『キチンと染めるコトができるようにキツイカラー剤が使われている』という都市伝説があります。
薬剤自体の強さは法律で決まっているのでカラー剤の強さは変わりません。
ただ、ホームケアをされているお客様の髪は、美容室で染めている方よりもダメージレベルが強いのも事実。なぜなら、
などが、ホームケアはダメージがある都市伝説の原因として考えられます。
箱に書いてある決まりをキッチリ読んで染めれば、ダメージを最小限に抑えるコトができます。
ホームカラーとサロンカラーの一番の違いは、ホームカラーでは根元と毛先のカラーを分けることができません。
だって根元は初めて染める部分だし、毛先は何度かカラーしたことがある髪の毛です。
何度かカラーしたことがある髪に、根元を同じカラーを使うと薬剤パワーが強すぎてダメージの原因になります。
40代になると白髪が伸びてくるので、いちいち美容室にいくのもおっくうなのよね
わかります・・・。が、できるだけ毛先につかないように頑張ってください!
ホームカラーでも根元だけ(伸びた部分だけ)塗るテクニックを身につければ、毛先にパサパサの原因であるダメージを与えずにキレイな髪をキープできます。
【美容室でできる】髪のパサパサを改善する方法
そんな方におすすめなのが美容室でのケアです。
美容室でのケアは主に3種類
この3点で、パサパサ髪からあなたの髪をウルウル髪に導きます。
濃いトリートメントをする
美容室でのトリートメントは家庭用のトリートメントとは違い、髪の内部ケアと外部ケアを分けてするコトができるので仕上がりが違います。
最初に髪内部に水分保持のトリートメントを注入し内部ケアした後に、外部ケアでキューティクルを整えます。
髪の内側と外側の両方のケアが大事なのね。
内部ケアと外部ケア両方することができるサロントリートメントは、家庭用のトリートメントと仕上がりに差が出てきます。
髪質改善をする
大きく分けて2種類の髪質改善が存在します。
1つはキューティクルを広げ、隙間からトリートメントを注入し、その後キューティクルを閉じるタイプの髪質改善。
もう一つは酸と熱の力で髪の毛を落ち着かせる髪質改善。
マニアックなお話しです💦
『髪質改善をすると傷む』という都市伝説は、キューティクルを開かせる工程が入っている前者の髪質改善。
髪質に合った処理をしていないと、逆にダメージにつながる恐れがあります。
ただ、髪内部にトリートメントを強制的に注入し、しっかりとキューティクルを閉じるので効果が最も高い髪質改善と言えます。
PLUS稲野店ではどちらもやってません💦
技術者によっても差が出るメニューなので、慎重に美容室選びをしたいところです。
美容室でカラーをする
美容室のカラーとホームカラーのダメージの違いはケアの方法。
大きな違いはこの2点です。
ダメージを未然に防ぐケア(トリートメント)
カラーの前後にトリートメントをするのが打倒パサパサ髪へのポイントです。
特に今、美容室で注目されているのが、カラー前のトリートメントです!
カラーでダメージが起こる前に、そのダメージを軽減するトリートメントをすることで、ホームカラーよりも髪がパサパサになりにくいのが特徴です。
ダメージしてしまったら
ホームカラーではカラー後のトリートメントがついてるモノがありますが、カラーの前にするトリートメントがセットになっているタイプは見かけません。
髪の状態に合わせてカラーの前後のトリートメントを使い分ける美容室でのカラーが、ホームカラーよりもダメージが少ないカラーと胸を張って言えます。
最近街を歩くと、ピンクやブルーなどの派手な髪色を目にします。
派手な髪色にするにはブリーチを2回ぐらいする必要があるのですが、ブリーチ(カラー)のダメージが激減するトリートメントが開発されたおかげです。
昔ならブリーチを2回するとなれば髪の毛がボロボロになったり、ちぎれたりするなど命懸けでしたが、いまでは昔よりも気軽にブリーチを楽しむことができます。
今世紀最大の発明かもしれません。
毛先は低ダメージカラーを使用
美容室で根元のプリン部分(白髪含む)以外の毛先を染めるときは、低ダメージのカラーで染めるのでダメージが少なくなります。
ホームカラーは1種類しかカラーが入ってないわ
『ホームカラーの方がダメージが強い』と言われる理由の一つです。
ホームカラーではパワーの強い(ダメージが大きい)カラー剤で、毛先まで染めるのでパサパサの原因になります。
まとめ:40代の髪がパサパサにならないために
髪がパサパサになる原因を放置していると、パサパサ度がドンドン増していきます。
髪にまとまりやツヤが無いと、若く見られないのはまだしも、負のオーラさえ出てしまうので不思議。
ちょっとしたことひとつでも、髪がキレイになるので、あなたのできることから始めていきましょう!
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